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パロディ? "1000 knocks" / MYO (live)

チャンネルの新しい方針として、公開からしばらく経った時点で再生回数が100回を超えず、コメントが一件も来なかった動画は非公開にします。

As a new policy for the channel, any video that does not surpass 100 views and receives no comments after some time since its release will be set to private.

MAXIMUM YOGURT ODYSSEY

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1000 knocks(千のナイーブ) / MYO (live)

タイトル

「千のナイーブ」は、オリジナルに似ている単語を探してきました。「1000 knocks」の由来は「ダンガンロンパ」というゲームに登場する「おしおき」の一つである「1000本ノック」から取りました。綴りが似ているというのもありますが、何より「knives」も「knocks」も「一文字目の”k”を発音しない」というユニークな共通点があったので採用しました。

以下、ものすごい自分語りです。この文章を読んでくださる人がいらっしゃるのか疑問ですが書いておきます。

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なぜ完成に二ヶ月もかかったのか

YMOと距離を置いていた時期があったからです。特定のアーティストに深く入り込みすぎると周りの、他の音楽の良さが理解できなくなったり、それによってよく考えないまま意見を述べてしまうことがあると思っています。少なくとも自分はYMOに関してそのような状況に陥りすぎていると自覚したことが理由です。やはり特定の音楽しか聞かない!となると、少なくとも自分は、どうしても音楽の視野が狭くなると思います。もちろんYMOやYMO周辺のアーティストの音楽が多様で素晴らしいことに間違いはないのですが。

私とYMO

おそらく私が最初に聞いたYMOの曲はテクノポリスでした。ムジカ・ピッコリーノという番組(音楽を記憶した壊れたロボットを治療していくという物語の番組)で出てきた「トキオン」というロボットが記憶していた音楽という形で登場していた記憶があります。

高校2年生の頃、私の父がYMOの「ファン」で、ライディーン、テクノポリスを聞かせてくれました。「でもこのバンド、この2曲が圧倒的に良いだけで他の曲はあまり良くないよ」というようなこと言われたのが印象に残っています。確かその後、試しにBEHIND THE MASK、東風を父と一緒に聞いたのですが、父は難色を示していました。当時の私もBEHIND THE MASKはあまり良いと思えませんでした。ただ東風がものすごく良く聞こえたので、「YMOについてもっと知りたい。他にも良い曲があるはずだ」と思って、そこからYMOの曲を見つけられる限り全部聞いた時期がありました。そうすると色々面白い曲があって、何回か聞いてみるうちに最初はわからなかった「BEHIND THE MASK」も良い曲じゃない?と思えるようになって。自分もにわかながら「ファン」になって、YMOについて家族と話してみましたが良さをあまり分かってもらえた感じはしませんでした。「好きなんだね」と言う反応だったと思います。相変わらず父は「ライディーン、テクノポリス」と言う感じでした。父を否定するつもりはありません。あの2曲が「聞きやすい」ことに間違いはありません。日本全体で見ればそのような価値観(「聞きやすい」音楽が良いと言う価値観)を持った人がマジョリティでしょう。小学生の頃の私もそうでした。一般的な価値観を一方的に否定せず、理解することはとても大切ですよね。私も流行っている曲はできるだけ聴くようにしています(本当は苦手ですが)。でもなぜか「変な曲」が好きな私もいます。これのせいで、もう随分と悩んできました。私は中途半端な人間です。色々な音楽が中途半端に好きな人間です。

制作後期

キメ

「DAWで曲を作るときは、まるで人が弾いているように作りなさい」DAWでの作曲を勉強したことがある人であれば誰でもそう言われたことがあるでしょうし、自分も音楽の先生や父にそのように言われました。特に音楽の先生には「バンドなら全体でのキメを作りこめ」とよく言われました。ただ今回は、ソロとドラムの息を合わせすぎました。私が聴いた限りYMOのライブで全く同じソロが演奏されることはなかったのでドラムはソロを弾く楽器とキメができるはずがないんです。どんなフレーズが演奏されるのか分からないからですね。なので今回はむしろ、そのようなキメは無い方が正しい。でもキメを作ってしまったものですから、「素人バンドがライブのためにソロをあらかじめ決めて練習していたらドラムもそれに合わせたキメを作って練習しちゃった」ようになっています。ただ、逆にそれでも面白いような気がしたので今回はキメ多めです。ニッチな話ですみません。

コード

千のナイフは教授こと坂本龍一の音楽理論が支配していて、今の自分の力では理解できませんでした。なのでできるだけ雰囲気が似ていて、自分でも理解できるコード進行やハーモニーを自分の頭の中やインターネットから拾い集めてきてくっつけました。

そもそも

幸宏さんらしいドラム、細野さんらしいベース、教授や矢野顕子さんらしいシンセ、渡辺香津美さんらしいギターソロ、松武秀樹さんらしい音作りの仕方、etc…とは何であるのか。自分の理解はまだまだ浅いんだなということがよくわかりました。これが分かる人からすると単に「それっぽいもの」なのかもしれません。今後もできるだけ改善に努めていきたいと思っています。

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